スマートパーク導入前は、航空便到着時には出庫が集中し、出口ゲートで渋滞が発生しておりましたが、出口ゲートがなくなったことで​出庫渋滞が解消されました。​
これに伴い、出口レーンの数を3レーンから2レーンに減らすことができ、減ったスペースを駐車スペースとして活用することができました。​

駐車場入口ゲートは、満車時の入庫制限対策としてゲートバーを設置しているものの、渋滞を発生させることがなくなったため、出庫レーン同様に3レーンから2レーンに減らすことができました。また、左ハンドル車もスムーズに入庫できるようになったことで利用者の利便性を向上させることができました。

空港は数日間駐車されるお客様が多いため、駐車券を紛失してしまうトラブルもありますが、スマートパークは駐車券が不要なので、​それらの心配がなくなり好評です。

スマートパークの導入以前は、チケット式の赤外線車番認証システムを用いて運営していましたが、​出入口での発券や精算による入出庫の渋滞、低い車番認識率、降雪時のゲートの不具合、エリアごとの稼働率の偏り、​健常者によるゆずりあいスペースの不正利用、旅行先での駐車券の紛失など、多くの運営上の課題が存在していました。
また、予約駐車場も運営していましたが、入口ゲートで予約番号を入力して認証する必要があり、出庫時には別途駐車料金の​精算が求められるため、ご利用者様にとって手間がかかるものでした。​

スマートパークの導入により、入出庫の渋滞や駐車券の紛失といった多くの課題が解決され、自動的にゲートが開閉する予約駐車場や​対象外車両の進入を防ぐためのゲートを設置したゆずりあいスペースの導入により、利便性と快適性が大幅に向上し、ご利用者様から好評をいただいています。​
また、導入検討時に当社が設定した「予約システム」や「身障者システム」の仕様を実現できたのはスマートパークだけであり、​積極的な取り組み姿勢や他社との技術力、対応力の違いも導入の決定要因となりました。

新しいシステムにより従来の課題が解消され、快適にご利用いただけるようになったことに非常に満足しています。